全銀システムのトラブルが発生し、これにより振込に問題が発生しました。
次期全銀システムに向けた開発期間中であり、
2027年のサービスインが予定されています。
次期システムになるとどのような機能が充実するかは不明ですが
次期全銀システムの開発には、現代的なテクノロジーが活用され、
開発言語の切り替え、
データ通信の仕組みの変更、データフォーマットの進化などが含まれています。
これにより、
システムの柔軟性、セキュリティ、および効率性が向上することでしょう?
変更点としては
・開発言語がCOBOL(高齢で希少生物の技術者)からJavaとなるので
人材確保の観点から保守性に寄与するのではないでしょう?
・APIゲートウエイを採用することにより中継器特有のハードウェアやネットワーク
問題に影響を受けることなく、信頼性が増すのではないでしょう?
・送受信データフォーマットをXMLをベースにしたZEDI(ゼディ)を拡張することで
異なるシステム間でデータを効果的にやり取りするための橋渡し役
になるのでしょう?
今回の全銀システムのトラブルについては、データ中継器の問題が浮上していますが
特に詳細な原因のニュースを目にしていませんし
ハードウェア、ネットワーク、ソフトウェアのどれが関与しているのかはっきりしない
状況です。
特に、このシステムが長期間にわたり運用されたレガシーシステムであることを考慮
すると、
さまざまな要因がトラブルの原因として影響している可能性が高いでし、
原因は簡単なものであっても判明するのには時間が必要になるのも仕方がないことです。
社会インフラの根幹ともいえる全銀システムで
総動員での復旧体制が組まれたことでしょう?
レガシーシステムの運用に関与してきた技術者の多くが年齢を重ねているので
そのご苦労は大変なものだったかと。
2027年まで、データ転送に係るリリースがあり
2027年以降もソフトウエア等のリリースがあるようですが
みずほ銀行と開発ベンダーがほぼ同じですので、あの経験を生かして欲しいものです。