10月4日の市場は、安値を割らず急激に反発しました。
SNS上で騒がれていた「ブラックマンデー」のような事態は発生せず
そのような煽りに惑わされたトレーダーたちに同情します。
チャートの比較による煽り情報は無視するべきです。
日本銀行(日銀)はYCC政策を修正しましたが、
金融緩和政策自体には変更はありません。
植田日本銀行総裁の政策はデフレファイターであると再評価いたします。
また、米連邦準備制度理事会(FOMC)も利上げを見送り、
金利の据え置きが期待される状況となりました。
10月4日値。高値からの下落率を見ると、以下のような結果です。
SP500: -11%
CFD日経: -10.6%
ラッセル指数: -18.4%
HYG: -9.6%
一般的に言われているのは、
市場が10~15%下落すると調整局面(コレクション)に入り、
20%以上下落すると弱気相場に突入する可能性が高まります。
この観点から見ると、ラッセル指数はぎりぎりのところで下落しましたが、
HYGは-9.6%の下落にとどまりました。
直近の市場の反転から見ると、今回の下落は調整の可能性が高まっています。
ジャンク債(HYG)の動向を注意深く観察することで、
主要指数よりも早い段階で市場傾向を把握し、
調整局面かどうかを判断する材料として活用できます。
これからもその動向を注視していきます。
話は変わりますが、
来週のことですが、11月SQ(SQ32,750円程度)を予測しています。
既にオシレータは高値圏に近づいており、射程圏内に入っています。
オシレータは高値圏にある中で、
今後は押し目が発生するかどうかを注視しています。
(日経平均 ウエイトRSI)
(日経平均CFD 日足)
(日経平均CFD 週足)
(ダウ先 日足)
(ナスダック先物 日足)
(SP500先物日足)
(SOXX指数)
(日経VI)
(HYG)