スコットランドへの訪問はありませんが、
さまざまな地域のスコッチウイスキーを楽しんできました。
カリラ、アードベック、ハイランドパーク...。
産地、製法、歴史、風味、それぞれに奥深い要素があり、本当に楽しめました。
ボトラーズのカリラで年数は8年と若いですがカスクストレングスの60度は絶品。
心の中に味わいが残っています。
コロナを境に、毎日飲むようになりそして飲酒量も増えていました。
連続飲酒をするようにはなっていませんが
週末のお昼は外飲みしながらの食事が続き
味わうというよりもアルコールを取込むという感じになり
依存性は強まってきていました。
生活習慣病と同じく予備軍になったようです。
そして、断酒を決意し断ったわけですが
断酒して、お酒がない人生に不安を感じたことも事実です。
心に空いた穴のようなものがありました。
しかし、穴を埋めようとする意識はなかったのですが、
自然に解消していったように感じます。
何かをやめたり、失ったりすることがあっても、
時間が解決してくれることがあるのでしょう。
引退後は、仕事が修行であり生きがいであるということから、
断酒でのこの経験は、その前の訓練のような気がします。
すべては考え方次第かもしれません。
すべてを肯定的に受け入れることは難しいかもしれませんが、
なんとかなると感じるようになりました。