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とよさか’s diary(トレード・政治経済)

トレーディング&雑記 とよさか=豊栄で新潟県の思い出の地

敵を知り己を知れば百戦危うからず(5)本能との闘い

本能との闘い

2023年8月30日

 

報酬系回路からくる脳からの要求は本能的な側面を持っています。報酬系回路は、生存と繁殖のために必要な行動を奨励し、個体が生き残りや繁殖を成功させるために重要な役割を果たします。これは進化の過程で形成された本能的なメカニズムの一部です。

 

食欲: 食べ物や飲み物の摂取は、報酬系回路を活性化させる重要な刺激です。食べることによって満足感や快楽が生じ、これが生存に必要な行動を奨励します。

性的快楽: 性的な行為や関連する刺激は、報酬系回路を活性化させる強力な要因です。これにより、性的な行動が強化され、生殖のための行動が奨励されます。

薬物やアルコールの使用: 薬物やアルコールの摂取も報酬系回路を刺激します。これらの物質は脳内のドーパミン放出を増加させ、快楽感や高揚感をもたらします。

新奇な刺激: 新しい体験や刺激も報酬系回路を刺激します。例えば、新しい場所を訪れる、新しい趣味を始めるなどの行動がこれに当たります。

達成感: 目標の達成や成功体験も報酬系回路を活性化させます。達成感や満足感が得られることで、その行動を継続する意欲が高まります。

社会的な接触: 社会的な関係やコミュニケーションも報酬系回路を刺激します。人間関係の中で得られる快楽や満足感は、社会的な結びつきを強化します。

報酬系回路は、生存や繁殖のために重要な行動を強化する役割を果たす一方で、過剰な刺激や依存症のリスクも伴うことがあります。特に薬物やアルコールの過剰な摂取は、報酬系回路の過剰な刺激を引き起こし、中毒や依存症の発展を促す可能性があります。

 

これに対して

意識的な意志力の強化: 飲酒への欲求が強まったとき、意識的にその欲求をコントロールしようとすることが重要です。自分の目標や価値観を思い出し、飲酒の短期的な快楽よりも長期的な健康や目標達成を重視することが助けになるでしょう。

ストレス管理: ストレスは飲酒欲求を刺激する要因の一つです。ストレスを軽減するためにリラクゼーション法や深呼吸、瞑想などの方法を取り入れることで、ストレスによる飲酒への誘惑を減少させることができます。

代替行動の採用: 飲酒の代わりに健康的で肯定的な活動を取り入れることで、報酬系回路を刺激し欲求を和らげることができます。例えば、運動や趣味に時間を使うことで、脳内でドーパミンが放出され、飲酒への欲求を抑える効果があります。

サポートシステムの構築: 身近な人々や専門家からのサポートを受けることで、欲求への対抗力を強化することができます。友人や家族に自分の目標や課題を共有し、支援を受けることで、飲酒への欲求に立ち向かう力を得ることができます。

環境の変更: 飲酒を誘発する環境要因を避けることも重要です。飲酒が関連する場所や人との接触を減らし、新しい環境を探すことで、飲酒の誘惑にさらされる機会を減少させることができます。

専門家の助言: アルコール依存が深刻な場合は、専門家の支援を受けることを検討してください。心理療法やカウンセリング、薬物療法などが有効なアプローチとなることがあります

 

自己管理を強化して、ストレスを減らし、代替行動をみつける。

厳しい戦いになりそうです。