昨夜のCPI発表により、インフレ率の鈍化が確認され、
金利の据え置きがより確実になったと考えられます。
景気は緩やかに悪化しており、FEDWATCHでは3月の利下げ確率が32%に上昇。
少なくとも来年1月末のFOMCまでは金利が据え置かれるとの予測です。
金利据え置き期間は通常、株価の上昇をもたらすアノマリが見られます。
そのため、すくなくとも1月FOMCまでの105日間は上昇方向に傾くと思いますので
ショートは控えるのが安全かと考えます。
また、CPI結果を受けて金利も調整され、2年債利回りが10年債を下回っていることから、
利下げ期待が高まっています。逆イールドも-0.37まで縮小しました。
今後は米国債の逆イールドや失業率などのサーム・ルールを注意深く監視しながら、
ロングを増やす戦略を取ります。